製品
砂糖は甘しょ(さとうきび)や、てん菜(ビート)を原料としてつくられます。甘しょを原料とする砂糖は古くインドで製法が発明されたといわれ、又てん菜を原料とする砂糖は18世紀にプロシャ(現在のドイツ)でその製法が開発されました。日本に砂糖が伝わったのは奈良の大仏さまが出来た頃といわれ、当時は貴重な薬として扱われました。
今日国内で消費される砂糖の6割以上は輸入されておりますが、国内に於ては南は沖縄方面で甘しょ栽培が行われており、北は北海道のてん菜栽培地帯で産出されております。当工場は主に甘しょからつくられた粗糖(原料糖)を輸入して精製糖を生産しておりますが、大きく分けるとその種類は上白糖、グラニュー糖、三温糖、白双糖、中双糖、液糖です。