砂糖は甘しょ（さとうきび）や、てん菜（ビート）を原料としてつくられます。甘しょを原料とする砂糖は古くインドで製法が発明されたといわれ、又てん菜を原料とする砂糖は１８世紀にプロシャ（現在のドイツ）でその製法が開発されました。日本に砂糖が伝わったのは奈良の大仏さまが出来た頃といわれ、当時は貴重な薬として扱われました。
今日国内で消費される砂糖の６割以上は輸入されておりますが、国内に於ては南は沖縄方面で甘しょ栽培が行われており、北は北海道のてん菜栽培地帯で産出されております。当工場は主に甘しょからつくられた粗糖（原料糖）を輸入して精製糖を生産しておりますが、大きく分けるとその種類は上白糖、グラニュー糖、三温糖、白双糖、中双糖、液糖です。
砂糖は製造方法の違いにより色々な商品に分けられます。使いよさのほか、純度、結晶の大きさ、コク、風味を生かしてお使い下さい。
一般に白砂糖といわれ、しっとりした最もポピュラーな砂糖です。家庭調味料のほか、菓子、飲料、ジャムなどに使われ、日本で使用される砂糖の約半分を占めています。
結晶が上白よりやや大きく、サラサラした感じの高純度の砂糖。クセのない淡白な甘さでコーヒーや紅茶を始め、料理や菓子用にも広く使われます。
上白糖と同じソフトシュガーで黄褐色をしています。蜜分を多く含んでおり、特有の風味があり、煮物や佃煮に使うと強い甘さとコクが生じます。
結晶が大きく、無色透明で光沢があり純度が殆ど１００％の最高級の砂糖で、上品な甘さを誇る高級和菓子や高級洋菓子などに多く使われています。
結晶の大きさは白双糖とほぼ同じで、黄褐色をしていますが純度の高い砂糖です。風味があり、和洋菓子や煮物などに使うと味が引き立ちます。
高純度の液状の砂糖です。溶かす手間がかからず、業務用として利用されています。清涼飲料水、冷菓、パン、菓子などに多く使われています。
１０００kg、９００kg、８７０kg、８００kg、６３０kg、５００kg、４００kg、３００kg、２００kg、１８０kg、１５０kg
（フレキシブルコンテナ）
上白、グラニュー糖
砂糖をたっぷり使ったお菓子やジャム、砂糖漬けは微生物の細胞の水分を奪い、腐りにくくします。
砂糖は水と大の仲良しであり、砂糖を使った和洋菓子や寿司飯は固くなりにくい。
砂糖はすぐにブドウ糖と果糖に変わり、即効的なエネルギー源となり疲労を回復させます。